クレジットカードのショッピング枠を現金化するには、自分で行う方法、そして、現金化業者を通して行う方法の2つがあります。
ただし、現金化業者は手間をかけずにすぐに現金が手に入るため、手軽に利用できる一方で、なかには悪徳業者もあるということで注意が必要です。
そこで今回は騙されたからそこわかる現金化業者の利用方法や悪徳業者の詐欺の特徴、そして騙されないための対策などをご説明していきたいと思います。
もくじ
クレジットカード現金化ができる「現金化業者」とは?
現金化業者とは、カードの利用者に指定の商品をクレジットカードで購入させ、そのキャッシュバックとして、商品とともに現金を渡すサービスを提供している業者のことです。現金化業者は、商品の購入額のうち何割かを手数料としてもらうことで、利益を得ています。
何らかの事情でキャッシングが利用できない、審査なしで現金を手に入れたい、金利を払いたくない、資金繰りに困っている…そんな人たちに支持されています。
クレジットカード現金化業者を利用するメリット
現金化業者のメリットは手軽に現金が手に入ることです。
最近では、店舗に行かなくても、パソコン、スマホなどインターネット環境があれば24時間申し込みができ、手続きが終わり次第、指定の口座にすぐに現金が振り込まれます。
また、銀行や消費者金融のキャッシングとは違い、免許証やパスポート、保険証などの身分証明書さえあれば、審査の必要もありません。
通常のキャッシングは、収入証明の提出や職場へ在籍確認の電話が行くこともあり、収入のない主婦の場合は、そもそも借り入れができないケースも多いのです。
クレジットカードのショッピング枠に空きがあれば、必要なときにすぐに現金化できる、それが現金化業者を利用するメリットです。
クレジットカード現金化業者の利用の仕方と流れ
では、次にクレジットカード現金化業者を利用する手順を見ていきましょう。
1.クレジットカード現金化業者を選ぶ
まずはインターネットで現金化業者を選びます。このとき、
- 還元率
- 申込みの最低金額
- クレジットカード現金化するまで時間
の3点は必ずチェックしましょう。
還元率は、現金化する額が大きくなるほど数パーセントの違いが大きくなるので、できるだけ高いものを選びましょう。
また、現金化業者では、利用できる最低金額が1万円というところもあれば、5万円以上というところもあります。少額の現金化を希望しているのに、最低金額が大きい場合は困ってしまうと思うので、いくらから利用可能なのかしっかりチェックしておきましょう。
2.申し込みをする
最近は、店舗ではなくインターネットでの申し込みが一般的です。クレジットカード現金化業者のホームページにある申込フォームやメールを利用しましょう。入力事項は、住所・氏名・電話番号・現金化希望額などです。
入力して送信すると、現金化業者の担当者から電話がかかってきて、利用方法などの説明があります。疑問や質問があれば、このときにしっかりと聞いて不安要素は解消しておきましょう。
説明を聞いたあとも利用の意志が変わらなければ、免許証やパスポート、保険証などの身分証明書を写メやFAXなどで送ります。
3.指定の商品を購入し、クレジットカード決済をする
現金化業者から指定された商品を、指定のサイトから購入し、カード決済をします。通常の買い物と同じように、一括でも分割でもリボ払いでも構いません。
少額の場合や、給料日やボーナスが近く、すぐに返済できる場合は利息のかからない一括払いがおすすめです。
4.業者から指定口座に振り込みされる
カードの決済が確認できしだい、業者からあらかじめ指定した口座に現金が振り込まれます。ネットバンクであれば、24時間土日祝日でも対応しているので、急いでいる場合には便利です。
窓口やキャッシュディスペンサーを利用してお金を引き出したい場合は、銀行の営業時間に注意しましょう。
5.購入商品の受取り
後日、サイトで購入した商品が届きますが、ここで大事な注意点があります。それは、カードの請求がきて、支払いが完了するまでは、決して購入商品を転売しないということ。
商品はパワーストーンなど、あまり自分にとって価値のないようなものもありますが、それでも、支払い前の商品の所有権はカード会社にあるため、これを転売することはカード規約に反してしまうからです。
クレジットカード現金化業者のよくある詐欺の手口と騙されないための対策
ここまでご説明してきたとおり、現金化業者の利用方法は簡単なため、面倒な手間なく現金を手に入れたい人にとっては、とても使い勝手の良いシステムです。
しかし、なかには困っている人の弱みにつけこんだ詐欺まがいの行為を働く業者もあります。ここでは、よくある詐欺の手口と、悪徳業者に騙されてないための心得や対策をご紹介していきます。
騙された?悪徳クレジットカード現金化業者による詐欺の相談内容
- 指定された商品を購入したのに、初めに聞いていた金額の半分しか入金されない
- 現金化業者にカード番号と有効期限を伝えたのに入金がない
- よく分からない手数料を取られ、還元率がとても低くなった
- サイトで商品を購入したあとに現金化業者と連絡が取れなくなった
悪徳クレジットカード現金化業者に騙されないための対策
悪徳なクレジットカード現金化業者に騙されないための対策をまとめてみました。
契約時にクレジットカード番号を入力しない
申込みには、住所・氏名・電話・振込口座番号などの個人情報は必要ですが、クレジットカード情報は必要ありません。
カード情報を盗まれるスキミング被害に合う可能性があるので、カード番号の入力はしないようにしましょう。
申込み前に会社概要をチェックする
悪質なケースの場合、もともとカード情報などをだまし取ろうとしている実態のない会社で、商品購入後に連絡が取れなくなってしまうことがあります。
こういったことを防ぐために、申込み前に必ずホームページで会社概要を確認し、グーグルストリートビューなどで、会社の所在地を確認しておきましょう。
還元率・手数料・商品の発送料などは事前に全て確認する
商品を購入後、実際に振り込まれた金額を見たら、事前に言われていた還元率(キャッシュバック率)よりも低かった、といったケースもあるようです。高還元率には条件があったり、よく分からない手数料などを取られたりすることが原因です。
還元率がいくらになるのか、手数料は何にどれくらいかかるのか、商品の発送料はいくらかなど、かかるお金は全て確認し、実際にいくら振り込まれるのかをはっきり聞いておくことがトラブル防止になります。
そして、質問した際に言葉を濁したり、あいまいな説明をしたりするような業者とは取引きしないようにしましょう。
クレジットカード現金化は詐欺罪になる?
最後に、現金化業者を利用したクレジットカード現金化自体は、詐欺罪になるかどうかについてです。
クレジットカードの所有者は、現金化業者が指定した商品をカード決済によって購入し、そのキャッシュバックとして現金を受けることができます。そして、商品代金は利用者がカード会社に支払います。
つまり、キャッシュバックは、特典を与えて商品の購入を促す家電量販店やインターネットサイトの還元ポイントと同じことなので、「詐欺罪」にはなりません。
ただ、カードからの請求がきて支払いを済ませるまでは、現金化業者から購入した商品の所有権はカード会社にあるため、支払い前に商品の転売をしてしまうと、「横領罪」になる可能性があります。
ただし、実際にこのような罪でカード利用者が逮捕された例は、今までにありません。
『クレジットカード現金化は違法なの?逮捕される心配は?』の記事でクレジットカード現金化の違法性について調べました。詳しく知りたいかたはお読みください。
クレジットカード現金化で詐欺にあわないためのまとめ
怪しいクレジットカード現金化業者にだまされず安心して利用するためには、申込前に不安点をしっかり解消しておく必要があります。
還元率や手数料のはっきりした数字を、電話で確認することはもちろん、利用しようと思っている業者の口コミやホームページをチェックすることも有効です。
会社概要で創立年月日を確認し、長く営業できている会社であれば、きちんとした取引をしていて顧客も多いことが伺えるため、安心材料の1つになります。
今の時代、悪い情報はネットですぐ拡散するので、悪徳業者は長く営業できないからです。
信頼できる優良クレジットカード現金化業者を選べば、現金化業者は困ったときの心強い助けになります。上手に利用して、金欠を乗り切りましょう。
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